『相棒14』シャレオツな伊丹さんが大活躍!?【第11話】詳細

相棒14のネタバレ感想【第11話】

ドラマを見逃しても分かる『相棒14』第11話あらすじの詳細をご紹介!

今回の見どころは、なんといってもキメキメの伊丹さんです。
高橋かおりさん演じる売れっ子女優の桜庭かなえに会うために、伊丹さんがかつてないお洒落(?)な服で登場します。

さて、事件はその桜庭かなえの姉が殺されるところから始まります。

容疑者として第一に疑われたのはかなえの姉の元夫です。
元夫は復縁を迫っていたため、断られて犯行に及んだと思われたのです。

そんな元夫の弁護を引き受けたのが、冠城さんの旧知の仲である弁護士でした。
弁護士は、元夫の無実を証明してあげたいのだがどうしたらよいかと冠城さんに相談します。

そしてまたいつものように特命係の勝手な捜査が始まりました。

以降、ネタバレ注意の詳細なあらすじです。

女優とマネージャーが絡み合う複雑な殺人事件

事件に興味を持った右京(水谷豊さん)は桜庭かなえ(高橋かおりさん)の映画撮影現場に向かいます。

そこでは桜庭かなえがベテラン女優の桐島万里子(多岐川裕美さん)と揉めていました。

関係者に話を聞くと、二人はかなり以前から確執があったのだといいます。
特に桐島万里子の方が桜庭かなえをとことん嫌っているのだとか……。

事件のあった日も、二人は大ゲンカをした挙句、結局かなえが折れることになり、何とか場を収めたとのことでした。

そしてちょうどその頃にかなえの姉(白土直子さん)は殺されていました。
かなえはメイク担当の新庄と一緒に自宅に戻り、姉の死体を発見したのです。

姉妹の仲は良く、かなえが9歳の時に母親を亡くしたため、かなえにとって姉は母親代わりでした。
姉を亡くしたかなえはとてもショックを受けているようですが、姉の娘のカレンが彼女の心の支えとなっているようでした。

どことなく、右京さんはかなえを疑っているように見えますが、かなえのアリバイは完璧です。
姉が殺された時刻には、犬猿の仲であるベテラン女優とメイク担当と一緒におり、メイク担当と一緒に姉の死体を発見したのですから。

そもそも、妹に姉を殺す動機はあったのでしょうか。

右京さんは妹は姉に支配されていたのではないかと考えます。
姉と共に上京し、女優の道をひた走ってきた桜庭かなえ。その道は彼女自身が選んだものだったのでしょうか。

右京さんの疑問を、冠城さんは笑って否定します。
それはない。なぜなら、彼女は人気絶頂の時期に一度引退しようとしたのだから、と。

人気絶頂の時に寿引退しようとした彼女でしたが、婚約発表をした直後、婚約者のスキャンダルが発覚します。
婚約者の子供を中絶したという女性が現れたのです。

伊丹をうまく動かす冠城。新たな関係の兆し

詳しいことを聞きましょう、と冠城(反町隆史さん)が電話したのが伊丹(川原和久さん)でした。

冠城さんは「桜庭かなえに会える」というエサで、かつて桜庭かなえの婚約を破談に追い込んだホステスのことを伊丹さんに調べさせます。

冠城さん、なかなか伊丹さんのことがわかってきましたね。
伊丹さんと特命係の間に新たな関係ができそうです。

そんな中、右京さんはベテラン女優の桐島万里子に巧に近づきます。
なんと二人きりでバーに行くことに!右京さん、なかなかやりますね……。

バーで右京さんは、桜庭かなえのことを話題に上げます桐島万里子は、桜庭かなえは女優という仕事を愛していないのだと評します。

自分は女優という仕事にかけてきたから、我慢がならないのだと。

桜庭かなえは本当に女優の仕事が嫌いなのでしょうか。
本当はやりたくないのに、姉に無理やりやらされていたのでしょうか。
そして、反撃にでて、姉を殺してしまったのでしょうか。

事件のあった別荘に向かうと、のぞきの疑惑をかけられて所轄刑事に取り押さえられている伊丹さんがいました。

桜庭かなえに会うためにお洒落をしてきたのでしょうが、それがいっそう不審者に見えてしまう伊丹さんの悲哀っぷりがイイです。

そして杉下さんの姿を見つけ、助けを求める伊丹さん。

不審者扱いされている伊丹さんは、刑事であると証明してほしくて助けを求めているのですが……
所轄の刑事に「どなたですか?」と問われ、「通りすがりのものです」と答える右京さん。空気の読まなさっぷりはさすがです。

伊丹さんが「ちがーうっ」(そういう答えが欲しいんじゃない!)と叫ぶのが良かったです^^

さて、そんなナイスセンスな伊丹さんが持ってきた情報によると、桜庭かなえの婚約を破談に追い込んだ女性の中絶話はすべて嘘、かなえの引退を阻止するための姉の工作でした。

かなえは既にその女性から真実を聞かされていました。かなえはその真実を知った時、号泣したそうです。

姉がそのような手段に出るのは、それが初めてではありませんでした。
以前にも、将来を有望視される女優のスキャンダルをでっち上げ、自殺に追い込んだことがありました。

その女優は桜庭かなえとキャラクターが似ており、キャスティングがバッティングすることが多かったのです。
姉は、かなえにとって強大なライバルを蹴り落としたのです。

これからも、姉はかなえが売れっ子女優であるために、あらゆる手段を講じるでしょう。
つまり、かなえに大きな動機があることが発覚したのです。
伊丹さん、恥ずかしい思いをした甲斐がありましたね。

しかし、かなえが疑われていると知り、伊丹さんはそんなはずはないとつっかかります。

少々伊丹さんらしくない気もしますが、おそらく刑事としての判断が鈍ってしまうくらい、桜庭かなえが好きなのでしょう。

事件の真相とタイトル『共演者』に隠された意味

さて、かなえの姉が最後に映っているドライブインの防犯カメラを見て、右京さんは伊丹さんの不安とは別の疑いを持ち始めます。

「アリバイは作られたもののようですね」と呟く右京さんの頭の中には、どんな仮説が組立られているのでしょう。

右京さんは、ベテラン女優の桐島万里子と桜庭かなえを呼び出します。
そして二人を前に、右京さんは事件の真相を語り始めます。

かなえの姉が自殺に追い込んだ女優は、桐島万里子の遠縁でした。(後に万里子の口から告白されますが、本当は万里子の隠し子でした。)桐島万里子は彼女の才能に惚れこみ、将来を期待していたのです。

そんな彼女の将来が突如、卑怯な手段で奪われました。
桐島万里子は桜庭かなえ絡みであると疑いを持っていましたが、確証はありませんでした。
それが桐島万里子が桜庭かなえを嫌っていた、本当の理由だったのです。

桐島万里子の娘を自殺に追いやったのが、桜庭かなえの姉であることは桜庭かなえの口から聞かされました。
桜庭かなえは姉の所業を知り、桐島万里子に詫びに行ったのです。

そこで、桜庭かなえもまた自分と同じように大切な人を奪われたことを知ります。
桐島万里子は桜庭かなえに姉と縁を切ることを勧めますが、できないと言われてしまいます。

自分は姉に一番の弱みを握られているのだと……かなえの言葉で、桐島万里子はすべてを悟ります。
桜庭かなえが姉に何を奪われ、姉から何を守ろうとしているのか。
同じ”母親”として、悟ったのです。

そして桐島万里子は桜庭かなえの姉を殺しました。

姉を殺し、姉のふりをしてドライブインのカメラにわざと映り、アリバイを作りました。
が、カメラに映ったのが万里子であることを右京さんに知られ、罪を認めます。

桐島万里子の殺意を掻き立てたのは、明らかに桜庭かなえでした。
右京さんは、二人は共謀したのではないかと問い詰めますが、桐島万里子は頑として認めません。
すべては一人でやったのだと言い張ります。

そして事件は解決し、桐島万里子は服役することとなりました。

エンディングで、右京さんは桐島万里子に面会に行きます。
桐島万里子は相変わらずかなえとの共謀を認めません。
かなえと、表向きはかなえの姉の子どもとなっているかなえの娘を守るためです。

そんな桐島万里子に、右京さんは一つの真実を伝えます。
かなえの姉の元夫が出産に立ち会っていたため、娘は確かにかなえの姉が生んだのだという真実です。

右京さんの言葉を聞き、桐島万里子は明らかに動揺します。
取り乱し、悔しがる桐島万里子が「あの女、今までの最高の演技をしたわね」というところが、女優として生きた彼女の人生を物語ります。

桜庭かなえは殺人教唆の疑いで、連行されることとなりました。
しかし、立証は叶うでしょうか。二大女優の次の舞台は法廷です。

「共演者」というタイトルは、そういう意味でもあったんですね。

今回は事件が二転三転する中で、伊丹さんの哀愁ある演技が光る回でした。

次回はなんと陣川さんが復讐の鬼と化すようです。

準レギュラーの新たな一面が繰り広げられるシーズン14、目が離せません!